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2009年 02月 01日
今日は午前中、銀座にちょこっと用事があり、まっすぐ帰宅の
つもりが、ずっと気になっていたとげぬき地蔵さんのお参りに。 おばあちゃんの銀座というところばかりが有名になっていますが とげぬき地蔵さんのいらっしゃるこのお寺が私は大好きです。 お参りに行くと、やさしさを感じます いらっしゃ〜い、よく来たね。と言われているみたいです。 だから皆さん遠方から足を運んでいらっしゃるのだなと思うのです。 おみくじ引いてみました、あたたかいお言葉、感謝です。 もちろん大吉でしたよ。 そしてここで私はいつも御影を買います。 昔、祖母が買ってきてくれたなあと今になって思うのですが お守りだから飲みなさいと言われ、わけもわからず紙のお地蔵さんを 飲み込んだものです。そうなんです、飲むお地蔵さまなのです。 参拝の後はお寺の脇道を入ったところにあるマクロビのあんみつ屋さんに。 これがいつものコースです。 とっても美味しくて、名前も縁起がよく甘露七福神。 なぜかいつもBGMに、ラヴィアンローズ(愛の讃歌)が流れています 。 では、Louie Armstrongのversionで。 そしてそして、またまたまっすぐ帰るつもりが中目黒の南米系のモノを 売っているショップがあって、なぜかそこに行きたくなり再び途中下車。 (うわさのアルパカ人形がたくさんいました) お店をぐるっとみて満足。 中目黒に来たならレインボーエンジェルスにも寄ってみるかなと いうことでさらに寄り道、、。 なぜかとても見ていて欲しくなったエンジェルカードを 箱がない現品の状態で 無理やり購入。 でも、まだ実際にはお会いしたことのなかったこのお店勤務の 901さんに とうとうお会いできて、よかったです。 また何かが始まりましたね〜。 今日はいろいろな街に出没してみました。 締めとしては、自由が丘の奥沢神社にお礼に行きました。 実はきのうの夕方、私の心はどうなってしまったのでしょう? 教えてくださいと問いかけていたのでした。 神社にていつもそんな具体的なお願いをしない私ですが きのうは思わず足が向いてしまいました 今朝起きてから、電車の中で、道を歩きながらいろいろなことが 浮かんできて、これが答えなのだなと感じ、私の声を聞いていて くださったのだなあと思い、その感謝の気持ちを伝えたかったのです。 やさしさと繋がりに感謝をこめて #
by infinity-life
| 2009-02-01 17:25
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2009年 01月 25日
Happy chinese new year!! 旧正月、今年は1月26日です。 そして、新月と金環日食(日本では見られないようです)でもあります。 赤いお花を部屋に飾り、神社に行ってきました。 今年はアート、表現すること、 がとても大きなエネルギーです。 ☆ 新しいはじまりのとき 今このときここにいる 自分をしっかり感じよう 伝えよう ハートの声を 思い出そう 美しい愛のかたちを 感謝をこめて 愛をこめて 音をだそう 言葉を伝えよう 体を動かそう ☆ #
by infinity-life
| 2009-01-25 19:40
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2009年 01月 22日
オバマ大統領のスピーチ全訳です。 President Barack Obama 2009 Inauguration and Address スピーチ映像 オバマ大統領の就任演説全文 2009.1.21 19:31 産経新聞 国民の皆さん。私はきょう、今後の任務を前に謙虚な気持ちで、皆さんから授かった信頼に感謝し、われわれの祖先が払った犠牲に思いを致してここに立っている。私はブッシュ大統領に対して、この移行期間を通じて彼が見せてくれた寛大さと協力と同様に、わが国家に向けた彼の奉仕を感謝している。 今これで44人の米国人が大統領就任宣誓を行った。宣誓の言葉は、繁栄のうねりが高まるときや平和なときに述べられたこともあった。しかし、宣誓はしばしば暗雲のただなかや荒れ狂う嵐のときにも行われた。 こんなとき、米国は指導層の手腕や考え方に頼るだけではないやり方で乗り越えてきた。なぜならわれわれ人民は祖先の理念と建国の文言に誠実だったからだ。それは今も変わりない。米国民の今日の世代にとっても変わらないものでなければならない。 われわれが危機のさなかにいることはよく理解されている。米国は、暴力と憎悪の広範なネットワークに対する戦争を遂行中だ。また、一部の者の強欲と無責任さの結果であると同時に、われわれ全体が厳しい決断を下し、国家を新たな時代に備えることに失敗したことにより、経済は激しく弱体化している。家は失われ、雇用は減り、事業は閉鎖している。われわれの医療はとても費用がかかる。学校はあまりに多くが失敗し、われわれのエネルギーの浪費は敵対者を強化し、われわれの地球を脅かしている。 データや統計に左右されやすい危機の指標がある。予測は難しいが、それでも深刻なのは、米国の衰退は不可避であり、次の世代は目標を下げねばならないという国中の自信喪失である。 私はきょう、これらの挑戦は現実であり、深刻で数多く、容易に短期間で解決できるものではないと言いたい。しかし、米国よ、これを知ってほしい。「これらの挑戦は解決できるものだ」と。 われわれはきょう、恐怖ではなく希望を、紛争や不和でなく、団結の目標を選んだゆえにここに集まった。 われわれはきょう、われわれの政治を締め付けてきた狭量の怒りと誤った約束、批判とすり切れた教義に終わりを告げるためにやってきた。 われわれはまだ若い国家だ。しかし、聖書の言葉において、子供じみたものを脇に置くときが来た。われわれの揺るぎない精神を再確認し、より良い歴史を選択し、貴重な資質を生かすときが来た。それはすべての人は平等かつ自由で、最大限の幸福を追求する機会が与えられるべきだという神から与えられた約束だ。 われわれの国の偉大さを再確認するとき、それが決して天から与えられるものでないことを理解する。それは勝ち取らなければならない。 われわれの旅は近道や楽な道があるものではなく、仕事より余暇を好む者の旅であることはなかった。われわれの旅はリスクを恐れず、有名であるよりむしろ、繁栄と自由への困難な道を歩んできた無名の働く男女によるものだ。 われわれのために、彼らはこの世の所有物を荷物にまとめて、新しい人生を見つけに太陽を横断する。 われわれのために、彼らはコンコードやゲティズバーグ、ノルマンディー、クヘ・サンのような場所で戦い死んだ。 何度ともなく、これらの男女はもがき、働く。そして、格闘し、よい生活が送れるには彼らの手はとてもひび割れしている。彼らは、米国が個人の野望の総計よりも多く、生まれや富や党派よりも大きいことを知っている。 われわれの旅は続いている。われわれは依然として地球においてもっとも栄えて力強い国である。われわれの労働者は、この危機が始まったときより確かに生産的だった。われわれの精神は確かに独創的だった。米国の製品とサービスは先週にも先月にも昨年にも劣ることなく求められている。しかし、私利私欲を守り、好まない決定を先送りするときは終わった。われわれは起き上がり、ほこりをはらい、米国再生の仕事を始めなければならない。 どこを見渡しても、やらなければならない仕事がある。米国経済は大胆で迅速な行動を求めている。われわれは雇用創出だけでなく、成長の新たな基盤を築くために行動する。商業に力を注ぎ、われわれ同士を結びつける道路や橋、配電盤、デジタル回線を構築する。われわれは科学を正しい場所に戻す。医療の質を向上し、コストを削減するために、驚嘆すべき技術を巧みに使う。太陽光と風力を車の燃料に、工場を稼働するために活用する。新時代に合うよう学校や大学を変革する。これらすべてをわれわれはできるし、やっていく。 今、われわれの野心に疑問を持つ人がいる。われわれのシステムはあまりに多くの大きな計画に耐えられないとささやいている。彼らの記憶は短い。なぜなら、この国がすでになしてきたことや自由な男女が達成できること、想像力が共通の目的と勇気の必要性と合わさったときを、彼らは忘れてしまったからだ。 皮肉屋は彼らの足元が動いたことを理解できない。われわれを消耗させてきた古い政治的な論議はもはや通用しないことを理解できない。われわれが今日問うべきなのは、政府が大きすぎるか小さすぎるかではなく、政府が機能するか否かだ。まともな賃金で、支払いできる医療保険と、威厳を保てる退職金のある仕事を世帯が見つけられるよう助けられるかどうかだ。 答えがイエスであるところへ、われわれは進み出したい。答えがノーであるところでは、計画は終わってしまうだろう。公共のドルを扱うわれわれは、お金を賢く使い、悪習を改革し、真っ昼間に仕事をするとみなされるはずだ。なぜなら、それから初めて、われわれは人々と政府との間の美徳のある信用を取り戻すことができるからだ。 市場(経済)が善か悪かも問題ではない。ただ現在の危機は監視がなければ市場は空回りすることを思い起こさせた。富裕層だけを優遇すれば国家は長く繁栄できない。米国経済の成功は、国内総生産(GDP)の規模ではなく、富の普及と意欲ある個人の機会を拡大する能力に依ってきた。慈悲によってではなく、それが共通の利益にとって最も確かな道であるからだ。 われわれの旅は続いている。われわれは依然として地球においてもっとも栄えて力強い国である。われわれの労働者は、この危機が始まったときより確かに生産的だった。われわれの精神は確かに独創的だった。米国の製品とサービスは先週にも先月にも昨年にも劣ることなく求められている。しかし、私利私欲を守り、好まない決定を先送りするときは終わった。われわれは起き上がり、ほこりをはらい、米国再生の仕事を始めなければならない。 どこを見渡しても、やらなければならない仕事がある。米国経済は大胆で迅速な行動を求めている。われわれは雇用創出だけでなく、成長の新たな基盤を築くために行動する。商業に力を注ぎ、われわれ同士を結びつける道路や橋、配電盤、デジタル回線を構築する。われわれは科学を正しい場所に戻す。医療の質を向上し、コストを削減するために、驚嘆すべき技術を巧みに使う。太陽光と風力を車の燃料に、工場を稼働するために活用する。新時代に合うよう学校や大学を変革する。これらすべてをわれわれはできるし、やっていく。 今、われわれの野心に疑問を持つ人がいる。われわれのシステムはあまりに多くの大きな計画に耐えられないとささやいている。彼らの記憶は短い。なぜなら、この国がすでになしてきたことや自由な男女が達成できること、想像力が共通の目的と勇気の必要性と合わさったときを、彼らは忘れてしまったからだ。 皮肉屋は彼らの足元が動いたことを理解できない。われわれを消耗させてきた古い政治的な論議はもはや通用しないことを理解できない。われわれが今日問うべきなのは、政府が大きすぎるか小さすぎるかではなく、政府が機能するか否かだ。まともな賃金で、支払いできる医療保険と、威厳を保てる退職金のある仕事を世帯が見つけられるよう助けられるかどうかだ。 答えがイエスであるところへ、われわれは進み出したい。答えがノーであるところでは、計画は終わってしまうだろう。公共のドルを扱うわれわれは、お金を賢く使い、悪習を改革し、真っ昼間に仕事をするとみなされるはずだ。なぜなら、それから初めて、われわれは人々と政府との間の美徳のある信用を取り戻すことができるからだ。 市場(経済)が善か悪かも問題ではない。ただ現在の危機は監視がなければ市場は空回りすることを思い起こさせた。富裕層だけを優遇すれば国家は長く繁栄できない。米国経済の成功は、国内総生産(GDP)の規模ではなく、富の普及と意欲ある個人の機会を拡大する能力に依ってきた。慈悲によってではなく、それが共通の利益にとって最も確かな道であるからだ。 われわれの共同防衛に関しても、安全と理想のどちらかを選択するというのは偽りだと拒絶する。われわれの建国の祖は想像を超える危機のなかで、法の支配と国民の権利を保障する憲章を起草した。憲章は何世代もの犠牲のうえによって拡充されてきた。これらの理念は今も世界を照らしており、われわれは自己都合で手放したりはしない最も繁栄している首都から私の父が生まれた小さな村まで、今日この日をみているすべての人々、政府に言いたい。米国には平和と尊厳のある未来を求めるどの国に対しても、どの男性、女性、子供に対しても友人であり、われわれがもう一度指導的立場に立つ用意があることを。 先人たちがファシズムや共産主義に対して、ミサイルや戦車だけでなく、強固な同盟と揺るぎない信念を持って対(たい)峙(じ)したことを思いだしてほしい。彼らは単独では自らを守れないことも、その力を好き勝手に使うのは許されないことも理解していた。慎重に使うことで力が増すということを知っていた。安全は正当な大義、模範を示す力、謙虚さや自制から生まれてくる。 われわれはこの遺産を守る。これらの理念にもう一度導かれることで、さらなる努力や国家間の一層の協力や理解が求められる新たな脅威に立ち向かうことができる。われわれは責任ある形でイラクから撤退し、イラクをその国民に委ね、苦労しながらもアフガニスタンに平和を築く。昔からの友人やかつての敵とともに核の脅威を減らし、地球温暖化防止に努力する。 われわれは自分たちの生き方について謝ることはしないし、それを守ることに躊躇(ちゆうちよ)はしない。テロを起こし、罪のない人々を殺して目的を達成しようとする人たちに告げよう。われわれの精神はより強く、打ち砕かれることはない。われわれはあなたがたを打ち破るだろう。 われわれの受け継いだつぎはぎ細工の伝統は強さであり弱みではない。われわれはキリスト教徒、イスラム教徒、ユダヤ教徒、ヒンズー教徒、そして無神論者の国だ。地球のあらゆる場所からもたらされた言語、文化で形作られている。 南北戦争や人種隔離のつらい経験を経て、暗黒の時代からより団結するようになった。だからこそ、憎悪をいつの日か乗り越え、民族を隔てる線も消え、世界が小さくなるなかで共通する人間愛があらわれ、米国は平和の新時代を先導する役割を果たさなければならないと信じている。 イスラム世界に対し、相互の利益と相互の敬意に基づいた新たな道を模索する。紛争を引き起こし、自分の社会の問題の責任を西側に押しつける世界各地の指導者よ、国民はあなたが何を築けるかで判断するのであって、何を破壊するかで判断したりはしないことを知るべきだ。腐敗や欺瞞(ぎまん)、反対者への抑圧を通じて権力の座にしがみついてる者たちよ、あなたたちは歴史の誤った側にいる。もし握っているこぶしを開くなら、われわれは手を差し伸べる。 貧しい国々の人たちには農場に作物が豊かに実り、浄水が流れ飢えた体に栄養を与え、飢えた人々が食べられるようにするために一緒に働くことを約束する。われわれと同じく富んでいる国には、国境の外で苦しんでいる人々に無関心でいることはもうできないと言いたい。世界は変わり、私たちもともに変わらなければならない。 われわれの目の前に広がる道について考えるとき、今このときも、はるか遠くの砂漠や山岳地帯をパトロールしている勇敢な米国人がいることを感謝の念を持ちながら思いだす。アーリントン(国立墓地)に眠る英雄たちが時代を超えてささやくように、彼らの存在はわれわれになにかを語りかけてくる。われわれは彼らを誇りに思う。彼らが自由を守ってくれるからだけでなく、奉仕の精神を体現しているからだ。それは自身よりもより大きな意義あるものをみつけようとする意思である。世代を特徴づけるこのときに、われわれすべてが持たなければならない精神だ。 政府ができること、しなければならないことはあるが、最終的に米国が依って立つのは国民の信念と決意しかない。われわれが立ち向かう挑戦は新しいものかもしれない。われわれが立ち向かう手段も新しいかもしれない。しかし、われわれの成功は勤勉、誠実、勇気、公正、寛容、好奇心、忠誠と愛国心といった価値観にかかっている。これらは昔から変わらない真実だ。これらは歴史を通じて、進歩を遂げるための静かな力となってきた。求められているのはこれらの真実に立ち返ることだ。 われわれが現在求められているのは、新たな責任の時代である。すべての米国人が自分自身と米国、世界に義務を負うことを認識し、嫌々ではなく喜んで引き受ける機会ととらえることだ。困難な任務にもてる力をささげること以上にわれわれの精神を満足させてくれるものはない。 これこそ市民であることの値打ちであり約束であり、われわれの自信の源だ。未知の未来を形作るよう神が求めている知見だ。 これが自由と信条の意義である。なぜ、あらゆる人種、宗教の老若男女がこの素晴らしいモールでの祝典に参加できるのか。なぜ60年足らず前ならば、地方の食堂で食事をすることすら許されなかったかもしれない父親を持つ1人の男が、最も神聖な宣誓を行うためにあなた方の前に立つことができるのだろうか。 われわれがだれであり、どれほど長い旅をしてきたかを思い起こし、その記憶とともにこの日を祝おう。米国誕生のとき、厳寒のなかで愛国者の小さな一団は凍りついた川のほとりで、消えそうになるたき火のそばで身を寄せ合っていた。首都は放棄され、敵は進軍していた。雪は血で染められていた。革命の行方が最も疑問視されたとき、建国の祖はこの言葉を人々に読むよう命じた。 「冬のさなか、希望と美徳だけが生き延びたとき、共通の危機に脅かされながら、その難局に立ち向かう国家や都市が出現したと未来の世界で語られるようにしよう」 米国よ。共通の脅威に直面し、苦難の冬のなかで、時代を超えたこれらの言葉を思いだそう。希望と美徳を持ってこの凍える流れに勇気をもって立ち向かい、どんな嵐にも耐えよう。そしてわれわれの子孫に語り継がれるようにしようではないか。試練のときに、われわれは旅を終わらせるのを拒み、ひるみもせず、後退することもなかったと。地平線をみつめ、神の恵みをいただきながら、自由という神からの偉大な贈り物を運び、未来の世代に無事手渡したと。 ありがとう。神の祝福がみなさんにあらんことを。神の祝福が米国にあらんことを。(了) #
by infinity-life
| 2009-01-22 07:54
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2009年 01月 13日
現代の私たちはグレゴリオ暦をベースとして生活していますが
自然と調和したサイクルを表現している”13の月の暦”という ものがあります。 (1年で、地球は太陽のまわりを1周し、月は地球のまわりを13周 するのです。) この”13の月の暦”を考案したホゼ・アグエイアス氏の 2009年 あなたが、本当の自分が誰なのかを思い出す年です という素晴らしいメッセージが紹介されていました。 「13の月の暦」のホゼ・アグエイアス博士のメッセージをここに転載いたします。 以下の ホゼ・アグエイアス博士、銀河マヤの化身として、変容したヴァルム・ヴォタンの2009年についてのメッセージをお伝えします。 ホゼのメッセージが、あなたの心に伝わることを祈ります。 2009年 ― 大きな分岐点の年 ヴァルム・ヴォタン I. 分岐させる力 グレゴリオ暦の2008年によって、翌年2009年へと残された大きな遺産は何でしょうか? 明らかに、それは世界金融システムの崩壊と、そして、アメリカ合衆国初のアフリカ系アメリカ人次期大統領の当選です。この二つは、来年の世界情勢を決定する2つの「力」となるでしょう。そしてこの2つの力が、2009年を大きな分岐点の年にするのだと予言します。 実際には、お金なんて存在しないのです。所有というものもないのです。私たちも実存さえしていないのです。私たちが、死んだり殺したりしているのは、私たちのフィクションの中で、私たちが演技をしていた・・・なんて、とんだジョークだ、と、もし皆が気づきさえすればいいのに!お金という幻想は、なかなかなくならないし、そのお金に執着している人もまた、容易には消えてしまわないでしょう。でもお金が不要となる新しい進化のサイクルは必ずやってきますし、古いサイクルの終焉はなおさら必ずやってきます。2009年には、私たちが誰に共鳴し、何に一体感を持つかに、十分注意を払い見極める必要があります。 もちろん、相対的な次元において、状況をこれほど困難にしているのは、お金というフィクションが、バビロン的な歴史の5000年のサイクルを支配してきたからです。そして、その結果として生まれたものが――税金や戦争の恐怖、そして帝国支配なのです。実際、現代社会の事実上のすべての制度は、お金に支配され操られています。 今まさに歴史の幕が閉じるとき、このフィクションと、それを永続させるべく支えてきた機能―金融システムと世界の各国政府―が、私たちのまわりで崩壊し始めているのです。窓からお金が飛ぶように消えていく中で、お金によって維持されてきた経済システムもまた混迷し続けるでしょう。このことは、人類のかなりの割合が、厳しい現実、本当に永続的な現実、お金で売り買いできない現実に直面することを意味します。 少数独裁者たちにとっては、金融経済の破綻は、さらなる防備と権力中枢をさらに強化する原因となるでしょう。古いゲームが終わったことを受入れるのではなく、彼らは自分たちが築き上げたものにもっとしっかりとしがみつくことを望むでしょう。新しいものに投資をせず、彼らは崩壊する制度を救済し続けようとするので、持つものと持たぬ者の格差はさらに拡大し、後者の数は失業や無就業状態という被害者として急増します。 そうです、2009年は大きな分岐点の年なのです。私達が直面している危機は、地球温暖化とテロによる戦争だけではなく、今や世界市場の金融混乱も加わりました―世界的危機の3重苦なのです!テロによる戦争と地球温暖化は、お金が人間の心を支配してきた結果であり、私たちの性格をより強欲にし、暴力と自然破壊に対して、(冷淡で無関心とまではいかなくても) 不注意であることを助長してきたのです。この三つの脅威は、文明の末期の危機なのです。しかし、金融危機が、ついにその脅威を――古い世界が本当に消滅しつつあることを−―すべての人のところまで、家庭にまで持ち込み始めたのです。私達はその古い世界と一緒に死んでいくのですか? それとも、新しい世界を選ぶのですか? 人類は、自分自身を変えるための教育に身をおいたことはほとんどありません。進歩という神話に後押しされ、人類は繁栄の拡大のみが、最高に価値あることであり、優越の指標だと考えてきました。何らかの損失が生まれるサインがあらわれたときに、それをチャンスと見ることができる人はほとんどいません。もし損失が生まれると、すべての精神的な不平不満と引き換えに保険会社や薬に頼って、私たちの不安(や怖れ)を支えることを選んでしまうのです。 物質主義や消費経済(の本質)は、このシステムのための、大衆心理を操るマーケティングと宣伝の力と同じように、私たちに、今の生き方以外には人類の未来はないと信じ込ませるようにします。このために、景気が後退すると希望を失った空気が充満し、パニックさえ起きてしまいます。しかし、これは主として、豊かな国の問題なのです。世界のより多くの人たちは、いわゆる貧困ライン以下で生き、ほとんど何も持っていないので、このお話のすべてが、彼らにはまったく意味をもたないことでしょう。これからは、世界中の残りの人々の多くが、かれらに合流するようになるのです。ようこそ、グレゴリオ暦2009年! II. “いつも11月5日を思い出すんだ”ジョン・レノン「Remember」より 2008年11月5日に世界が朝を迎えると、一晩で非常に大きな変化が起きていました――第44代アメリカ合衆国大統領としてバラク・オバマの当選です。18年前ベルリンの壁が崩壊した時と同じく、バラク・オバマ氏の当選は、単なる選挙を超えた、もっと大きな意味を持つ触媒的な(作用を果たす)イベントとなりました。彼が当選したこと、またそれにより生み出された事はオバマ・ファクターと呼ぶべきレベルにまで達したのです。それほどオバマ氏はこの惑星の大衆の心に触媒的に(オバマが触媒になって、大きな)影響を与え、変化をもたらしました。このオバマ・ファクターの働きにより、2009年の世界は益々二極化が顕著に表れてきます。この現在の世界的危機を真の変化のチャンスと捉える人と、私たちが知っている世界がこれから煙のごとく消滅してしまうという事実を直視できない人とに、人類は二分化するでしょう。 オバマ・ファクターとは、彼が選挙に当選したことで、変化への欲求をバラク・オバマが具現化し、触媒的役割を果たしたことです。つまり、変化へ、全世界の意識を集中させ、大衆の心が変化への欲求に気がついたことです。 オバマ氏が人間として行なうことは、オバマ・ファクターがすでに成し遂げたことに比べれば些細な事かもしれません――大衆の意識に変革と力をもたらし、変化に目覚めさせたのです。このエンパワーメント(力を与えるという行為)は、オバマ氏の『そうです。私たちはできるのです“Yes, we can”』という、今や不滅の、そして飾らないシンプルな言葉に集約されます。一般大衆の社会的な反対運動や反乱などが頻繁に起きることになるでしょう。 もう誰も止めることの出来ない勢いで、変化に向けて動き出しました。革命は、大衆意識の奥深い部分から生まれているのです。オバマ氏は選挙に当選した大統領というだけではなく、勝利のシンボルなのです。この勝利のシンボル――この地球で最強の国を指揮する黒人、そして、そのオフィスは、これまでは圧倒的に白人に占められていたのです――このシンボルが、触媒的に働き、華やかな宴会(人生の楽しみ)というのは常に金持ちと権力者のみに与えられるもので、自分たちには無縁だと感じていた大衆の野心に、火をつけ変化をもたらしました。もっとも深い意味で、オバマ氏の勝利は白人に支配された歴史的プロセスを根底から覆したのです。 しかし、この変化はまた避けがたい新たな分裂を生む原因にもなりました。「オバマの勝利により銃に殺到する米国」(BBCニュース 2008年11月28日)オバマ氏当選の翌日、11月5日より米国内の銃の売上げが急増したことにより、このことは明確になりました。これは今後の社会現象の不吉な前兆です。 2009年には、変化を求める大衆の勢いと新時代の実現に向かう勢い、それに釣り合うようにリアクションの力が対極に出てきます。大衆主義の抗議活動が活発になるにつれ、それに匹敵するように無政府主義者やテロリストによる暴力も多発するでしょう。オバマ氏が当選したことで人々の心のなかは、大きな希望と変化の潮流が高く膨らみましたが、一方でそれは同時に不愉快で不幸な結果を生むことになるかもしれません。軍事的暴力に煽られて、世界が混乱の渦に突入していくのは、崩壊した金融システムと世界経済によって不満が高まることによって起きるのです。 11月5日は、英国議会に火をつけようと企てた(訳注:火薬陰謀事件、1605年英国)ガイ・フォークにより伝説的出来事として記憶されることになりました。であれば、そして、同じ11月5日のオバマ氏の祝勝パーティーは、多分永久的な世界の無秩序に結び付けられた導火線に、火をつけた最後の炎となるでしょう。 III. 2009年:ドリームスペルという鏡を通して 「ヴァジュラの無知という猛毒の風が、 秋の嵐のようにすべてのエネルギーをみなぎらせて吹きつけ、 所有と自我のすべての考えを、ちりのように一掃する。」 トゥルンパ・チュギャム著, The Sadhana of Mahamudraより 訳注:「ヴァジュラの無知」は金剛杵。無知なものをすべて 仏の智慧に変質させてしまうもの 私たちが2009年に起きると考えている変化は、まだ単に人間社会に限定された、そして非常に条件付けられた範囲での、形にはまった変化なのです。その滅びゆく世界は、時間のたった一つの次元を映し出しているだけなのです。他にもあるのです。共時性秩序として、時間の法則によって定義された、四次元の時間が存在するのです。その共時性秩序においては、人類の歴史そのものも、地球の宇宙史(コズミック・ヒストリー)のなかの三次元的な混乱に過ぎません。そうなのです、2009年は、決定的な変化と分裂の年です。そして、新しい世界だけが広がっていくのです。 ドリームスペルのシンクロ的な尺度からすると、世界中が11月5日の目覚めとともに知った事は、実は11月4日にすでに起きていました。ドリームスペルによれば、事実上のオバマ氏の当選日は11月4日で、それはkin 260――13太陽――260日の銀河周期の最後の日にあたります。次に新しい(260日)サイクルが終わるのが2009年7月22日で、再び13太陽となります。その日に、2012年12月21日までに見られる最後の皆既日食が起こるでしょう。そして、その日は古い秩序の完全な日食(消滅する日)――新しい世界への上昇の始まりの決定的な日になることでしょう。 アインシュタインのものだといわれている格言は言っています。「ある問題を生み出した時と同じレベルで、それを解決することはできない」。政府が銀行にどんなに資金を注入したとしても、金融システムが復活することはあり得ません。お金は生物圏の衰退を生み出しました。(ショッピングモールには好都合でしたが)、政治はこの破壊的な行為を支えてきたのです。オバマ氏は、前任者達によってすでに確立された政策を遂行しているだけなので、彼は失敗しつつある制度と時代遅れの価値観を支援しようとすることに、ほとんどの時間を費やすことになるので、疑いもなく政治的に失敗するでしょう。古い政治のやり方への執着している限り、また完全に開発されたビジョナリー(幻視者)に進化しない限り、彼も結局塀をつくるレンガの一つになってしまうでしょう!! それはこういうことです。歴史的な物質主義という文明のタイタニック号に起こっていることは、今まさに沈みかけていて、宇宙にはそれを救う手立てはないのです。真実でないもの、人類の如才なさがもたらした人工的に形作られたものは、一掃される運命にあります。船が明らかに沈没しつつあるのに、エンジンを修理しようとしてもあまり意味がないでしょう。2009年は、この事実がすべての人々にとって、取り消せないほど明確になる年となります。 ドリームスペルでは、グレゴリオ暦2009年の最初の7ヶ月は、太陽銀河年でいう青い電気の嵐の年です。これは、すさまじい宇宙エネルギーが(触媒作用を起し)大きな変化を起こし、そのエネルギーは人間がコントロールできる範囲を超えています。そしてこのエネルギーこそが、実際に、自然界や人間の無意識層にハリケーンの力を及ぼして働きかけ、脆弱で人工的な制度とテクノロジーを吹き飛ばすのです。 2012年へ向けて急な下り道への分岐点としての2009年は、人類の社会制度の崩壊だけではなく、それは人類自身にとっても、次の段階に進化するのか、あるいは死ぬのかという、本質的な選択を迫られることを意味します。一方で、権力を掌握するエリートと奪われた人の両者の答えとして、戦争と軍事的衝突は引き続き起こるでしょう。でもこの混乱状況の中で、「地球生命」が、次のレベルに進化するために、宇宙エネルギーが準備をさせるために注がれるので、意識の目覚めが集合体で表れることになります。 従ってグレゴリオ暦2009年の最後の5ヶ月間は意味深いものとなります。皆既日食の4日後となる7月26日には、新しい太陽銀河年、KIN4黄色い自己存在の種の年が始まります。新しい世界を開花させる種が完全に植え付けられるでしょう。これは同時に新しい4年周期の始まり――それは私達を、2012年に、そしてそれを超えて導く周期です。(それまでの4年周期―種から嵐の年は、基本的にジョージ・W・ブッシュの第2期目として際立っていました)。7月18日―22日に、インドネシアのバリ島で召集されることになっている第1回ヌースフィア世界会議では、新しいサイクルのための土台が築かれるでしょう。 この会議は、いかなる古い秩序の社会制度に執着することなく、それによって損なわれてしまっていないレンズを通して、世界を展望する、初めてのイベントになります。そのかわりに、この展望は、――ヌースフィア――という私たちの進化の目的を、地球をまるごと宇宙的に認識する、というところまで解き放たれた意識によって、伝えられることになるでしょう。ヌースフィア――地球の精神的な層――、この地球の新たな地質学的段階を表す用語は、バイオスフィア(生物圏)が宇宙意識の状態へ変容することを意味しています。これは精神的で超自然的な飛躍であり、それと同時に、2012年というクライマックスを迎えるオメガポイント(最後の時点)によって起こされつつあり、2012年に続いて起きる、ある種の生物物理学的な地球の変化と一緒に起こるのです。ヌースフィアが予言することは、純粋になった人類を媒体として、意識を復活させることなのです。 「かれらは反省しないのか。 アッラーが天と地、そしてその間にある凡てのものを創造なされたのは、 唯終わりのときのため、また定めのときのためであることを。 だが人びとの多くは、その復活のときに、主との会見を否認する。」 コーラン第30章8節より IV. ヌースフィアの到来――唯一の真の変化 「この期間は、長年蓄積されたパワーにさらなるパワーが加わるとき、 驚くべき出来事が次から次へとおきるでしょう。 あなたの記憶にも、そしてあなたの能力にも、パワーが注がれます。 この偉大なるパワーを受け取ることを喜びなさい。」 『知識の書』(Mevlana,) p.729より グレゴリオ暦の2009年に、昔のSF映画の名作「地球が静止する日」(1949)のリメークが(キアヌ・リーブス主演で)上映されることは、意味のあることです。UFOの目撃が最初に多く集中した時期に制作されたこの映画は、ホワイトハウス前の芝生に宇宙船が着陸し、銀河のより高い知性が、人類に対し、地球を完全に破滅させる危険のある核兵器レースに突入することの愚かさを伝えようとする物語です。 そして60年を経て、新しいバージョンの「地球が静止する日」の上映は、絶妙なタイミングであり、さらに予言的なのです。地球上のすべてのエネルギーが停止するところで映画は終盤を迎えます――車は動かず、電気をはじめあらゆるエネルギーが使用不可能となります。技術者は成すすべも無く、トラックの中で立ち止まってしまう、「地球が静止した日」。このような展開になるのは、銀河の秩序という、より高度なパワーを持った知性的存在が、ただ人類にその子どもじみた自己破壊的なやり方を放棄するよう、説得するためなのです。 地球を静止させた不思議な力がどんなものであれ、このストーリーは高い知能をもった宇宙人が地球に着陸するシーンも映し出します。人類より遥かに優れた知性という点が最も注目されます。というのは、ヌースフィアの到来によってもたらされると預言されているのが、まさしくこの知性だからです。このような道徳と魂と知的な知性における変化が、銀河的な進化の必要性によってもたらされます。その銀河的な進化の必要性が、集合的な道徳的知性であり、魂の向上である惑星意識への戻ることのないクァンタムシフト(量子的転換・大変化)である――ヌースフィアの到来――をもたらす推進力なのです。 ヌースフィアへの転換――バイオスフィアの変化――それだけが、真の変化です。例えば、それが、テロを撲滅する唯一の方法なのです。なぜならば、今日のテロリストというのは、これまで進歩という神話やお金を崇拝してきた私達自身の一部を反映しているに過ぎないからです。お金そのものが無くなれば、その時、テロリストが存在する原因も消滅するということです。オサマ・ビン・ラディンでさえ、貨幣制度を守るために恐怖のオーラをつくりだすための、米連邦準備制度(FRB)、世界貿易機関(WTO)、国際通貨基金(IMF)が、生み出し、でっち上げた影の神話でしかないのです。 ヌースフィアの到来――集合的テレパシー意識への次元上昇――が、地球温暖化や根絶されるべき社会的不正の原因といったレベルの、人間社会を根底から覆す真の変化を生み出します。物質主義は機械の奴隷なのです。そして、機械は生き延びるために地球の資源を食い尽くすモレク(訳注:子どもを人身御供にして祭ったセム族の神)なのです。物質的進歩は、モラルやスピリチュアルの成長には有害なのです。機械を維持していくために、社会的不平等と地球規模の汚染を生みだしたのです。ヌースフィアの到来により、機械は、それがそうであるように、本質的な価値を持たない単なる人工的な物として見られるようになるでしょう。機械の親である、人間の心は、そのあらゆる次元において、探求され、宇宙的なものになるための新しい領域として理解されるでしょう。これを行なうのに機械は不要です。 ゴレゴリオ暦2009年は、大混乱、無秩序、そして社会的無政府状態の、最後から2番目の年となるでしょう。新しい世界とその価値が十分に明らかになり、そのことが、古い物質主義――過去と、精神的に進化したヌースフィア的な、はっきりと明確な未来との間に大きな隔たり(分岐)を生み出すでしょう。人類は選ぶことができるのです。物質主義という、欲深く、神経症的で破壊的なふるまい――また、そういった生き方を支えてきたすべての制度に忠実でいるという古い価値観にしがみつくのか。あるいはこれを、創造力、サイキックの探求、精神的浄化、そしてシンプルになった、自分で続けられるアヒンサー(非暴力)などのヌースフィア的価値に、力を与え、発展させ、サポートする重要な時だと気づくことを選ぶのか。「時はお金なり(Time is money)」の古い価値観か、それとも「時は芸術(Time is art)」という新しい価値観に向かうことを選ぶのか。 お金のあるところには不調和があり、芸術のあるところには調和があります。それほどシンプルなことなのです。地球は、芸術作品として変容することを待っているのです。 2009年――あなたが、本当の自分が誰なのかを思い出す年です。 #
by infinity-life
| 2009-01-13 09:49
| Other
2009年 01月 13日
現代の私たちはグレゴリオ暦をベースとして生活していますが
自然と調和したサイクルを表現している”13の月の暦”という ものがあります。 (1年で、地球は太陽のまわりを1周し、月は地球のまわりを13周 するのです。) この”13の月の暦”を考案したホゼ・アグエイアス氏の 2009年 あなたが、本当の自分が誰なのかを思い出す年です という素晴らしいメッセージが紹介されていました。 以下の ホゼ・アグエイアス博士、銀河マヤの化身として、変容したヴァルム・ヴォタンの2009年についてのメッセージをお伝えします。 ホゼのメッセージが、あなたの心に伝わることを祈ります。 2009年 ― 大きな分岐点の年 ヴァルム・ヴォタン I. 分岐させる力 グレゴリオ暦の2008年によって、翌年2009年へと残された大きな遺産は何でしょうか? 明らかに、それは世界金融システムの崩壊と、そして、アメリカ合衆国初のアフリカ系アメリカ人次期大統領の当選です。この二つは、来年の世界情勢を決定する2つの「力」となるでしょう。そしてこの2つの力が、2009年を大きな分岐点の年にするのだと予言します。 実際には、お金なんて存在しないのです。所有というものもないのです。私たちも実存さえしていないのです。私たちが、死んだり殺したりしているのは、私たちのフィクションの中で、私たちが演技をしていた・・・なんて、とんだジョークだ、と、もし皆が気づきさえすればいいのに!お金という幻想は、なかなかなくならないし、そのお金に執着している人もまた、容易には消えてしまわないでしょう。でもお金が不要となる新しい進化のサイクルは必ずやってきますし、古いサイクルの終焉はなおさら必ずやってきます。2009年には、私たちが誰に共鳴し、何に一体感を持つかに、十分注意を払い見極める必要があります。 もちろん、相対的な次元において、状況をこれほど困難にしているのは、お金というフィクションが、バビロン的な歴史の5000年のサイクルを支配してきたからです。そして、その結果として生まれたものが――税金や戦争の恐怖、そして帝国支配なのです。実際、現代社会の事実上のすべての制度は、お金に支配され操られています。 今まさに歴史の幕が閉じるとき、このフィクションと、それを永続させるべく支えてきた機能―金融システムと世界の各国政府―が、私たちのまわりで崩壊し始めているのです。窓からお金が飛ぶように消えていく中で、お金によって維持されてきた経済システムもまた混迷し続けるでしょう。このことは、人類のかなりの割合が、厳しい現実、本当に永続的な現実、お金で売り買いできない現実に直面することを意味します。 少数独裁者たちにとっては、金融経済の破綻は、さらなる防備と権力中枢をさらに強化する原因となるでしょう。古いゲームが終わったことを受入れるのではなく、彼らは自分たちが築き上げたものにもっとしっかりとしがみつくことを望むでしょう。新しいものに投資をせず、彼らは崩壊する制度を救済し続けようとするので、持つものと持たぬ者の格差はさらに拡大し、後者の数は失業や無就業状態という被害者として急増します。 そうです、2009年は大きな分岐点の年なのです。私達が直面している危機は、地球温暖化とテロによる戦争だけではなく、今や世界市場の金融混乱も加わりました―世界的危機の3重苦なのです!テロによる戦争と地球温暖化は、お金が人間の心を支配してきた結果であり、私たちの性格をより強欲にし、暴力と自然破壊に対して、(冷淡で無関心とまではいかなくても) 不注意であることを助長してきたのです。この三つの脅威は、文明の末期の危機なのです。しかし、金融危機が、ついにその脅威を――古い世界が本当に消滅しつつあることを−―すべての人のところまで、家庭にまで持ち込み始めたのです。私達はその古い世界と一緒に死んでいくのですか? それとも、新しい世界を選ぶのですか? 人類は、自分自身を変えるための教育に身をおいたことはほとんどありません。進歩という神話に後押しされ、人類は繁栄の拡大のみが、最高に価値あることであり、優越の指標だと考えてきました。何らかの損失が生まれるサインがあらわれたときに、それをチャンスと見ることができる人はほとんどいません。もし損失が生まれると、すべての精神的な不平不満と引き換えに保険会社や薬に頼って、私たちの不安(や怖れ)を支えることを選んでしまうのです。 物質主義や消費経済(の本質)は、このシステムのための、大衆心理を操るマーケティングと宣伝の力と同じように、私たちに、今の生き方以外には人類の未来はないと信じ込ませるようにします。このために、景気が後退すると希望を失った空気が充満し、パニックさえ起きてしまいます。しかし、これは主として、豊かな国の問題なのです。世界のより多くの人たちは、いわゆる貧困ライン以下で生き、ほとんど何も持っていないので、このお話のすべてが、彼らにはまったく意味をもたないことでしょう。これからは、世界中の残りの人々の多くが、かれらに合流するようになるのです。ようこそ、グレゴリオ暦2009年! II. “いつも11月5日を思い出すんだ”ジョン・レノン「Remember」より 2008年11月5日に世界が朝を迎えると、一晩で非常に大きな変化が起きていました――第44代アメリカ合衆国大統領としてバラク・オバマの当選です。18年前ベルリンの壁が崩壊した時と同じく、バラク・オバマ氏の当選は、単なる選挙を超えた、もっと大きな意味を持つ触媒的な(作用を果たす)イベントとなりました。彼が当選したこと、またそれにより生み出された事はオバマ・ファクターと呼ぶべきレベルにまで達したのです。それほどオバマ氏はこの惑星の大衆の心に触媒的に(オバマが触媒になって、大きな)影響を与え、変化をもたらしました。このオバマ・ファクターの働きにより、2009年の世界は益々二極化が顕著に表れてきます。この現在の世界的危機を真の変化のチャンスと捉える人と、私たちが知っている世界がこれから煙のごとく消滅してしまうという事実を直視できない人とに、人類は二分化するでしょう。 オバマ・ファクターとは、彼が選挙に当選したことで、変化への欲求をバラク・オバマが具現化し、触媒的役割を果たしたことです。つまり、変化へ、全世界の意識を集中させ、大衆の心が変化への欲求に気がついたことです。 オバマ氏が人間として行なうことは、オバマ・ファクターがすでに成し遂げたことに比べれば些細な事かもしれません――大衆の意識に変革と力をもたらし、変化に目覚めさせたのです。このエンパワーメント(力を与えるという行為)は、オバマ氏の『そうです。私たちはできるのです“Yes, we can”』という、今や不滅の、そして飾らないシンプルな言葉に集約されます。一般大衆の社会的な反対運動や反乱などが頻繁に起きることになるでしょう。 もう誰も止めることの出来ない勢いで、変化に向けて動き出しました。革命は、大衆意識の奥深い部分から生まれているのです。オバマ氏は選挙に当選した大統領というだけではなく、勝利のシンボルなのです。この勝利のシンボル――この地球で最強の国を指揮する黒人、そして、そのオフィスは、これまでは圧倒的に白人に占められていたのです――このシンボルが、触媒的に働き、華やかな宴会(人生の楽しみ)というのは常に金持ちと権力者のみに与えられるもので、自分たちには無縁だと感じていた大衆の野心に、火をつけ変化をもたらしました。もっとも深い意味で、オバマ氏の勝利は白人に支配された歴史的プロセスを根底から覆したのです。 しかし、この変化はまた避けがたい新たな分裂を生む原因にもなりました。「オバマの勝利により銃に殺到する米国」(BBCニュース 2008年11月28日)オバマ氏当選の翌日、11月5日より米国内の銃の売上げが急増したことにより、このことは明確になりました。これは今後の社会現象の不吉な前兆です。 2009年には、変化を求める大衆の勢いと新時代の実現に向かう勢い、それに釣り合うようにリアクションの力が対極に出てきます。大衆主義の抗議活動が活発になるにつれ、それに匹敵するように無政府主義者やテロリストによる暴力も多発するでしょう。オバマ氏が当選したことで人々の心のなかは、大きな希望と変化の潮流が高く膨らみましたが、一方でそれは同時に不愉快で不幸な結果を生むことになるかもしれません。軍事的暴力に煽られて、世界が混乱の渦に突入していくのは、崩壊した金融システムと世界経済によって不満が高まることによって起きるのです。 11月5日は、英国議会に火をつけようと企てた(訳注:火薬陰謀事件、1605年英国)ガイ・フォークにより伝説的出来事として記憶されることになりました。であれば、そして、同じ11月5日のオバマ氏の祝勝パーティーは、多分永久的な世界の無秩序に結び付けられた導火線に、火をつけた最後の炎となるでしょう。 III. 2009年:ドリームスペルという鏡を通して 「ヴァジュラの無知という猛毒の風が、 秋の嵐のようにすべてのエネルギーをみなぎらせて吹きつけ、 所有と自我のすべての考えを、ちりのように一掃する。」 トゥルンパ・チュギャム著, The Sadhana of Mahamudraより 訳注:「ヴァジュラの無知」は金剛杵。無知なものをすべて 仏の智慧に変質させてしまうもの 私たちが2009年に起きると考えている変化は、まだ単に人間社会に限定された、そして非常に条件付けられた範囲での、形にはまった変化なのです。その滅びゆく世界は、時間のたった一つの次元を映し出しているだけなのです。他にもあるのです。共時性秩序として、時間の法則によって定義された、四次元の時間が存在するのです。その共時性秩序においては、人類の歴史そのものも、地球の宇宙史(コズミック・ヒストリー)のなかの三次元的な混乱に過ぎません。そうなのです、2009年は、決定的な変化と分裂の年です。そして、新しい世界だけが広がっていくのです。 ドリームスペルのシンクロ的な尺度からすると、世界中が11月5日の目覚めとともに知った事は、実は11月4日にすでに起きていました。ドリームスペルによれば、事実上のオバマ氏の当選日は11月4日で、それはkin 260――13太陽――260日の銀河周期の最後の日にあたります。次に新しい(260日)サイクルが終わるのが2009年7月22日で、再び13太陽となります。その日に、2012年12月21日までに見られる最後の皆既日食が起こるでしょう。そして、その日は古い秩序の完全な日食(消滅する日)――新しい世界への上昇の始まりの決定的な日になることでしょう。 アインシュタインのものだといわれている格言は言っています。「ある問題を生み出した時と同じレベルで、それを解決することはできない」。政府が銀行にどんなに資金を注入したとしても、金融システムが復活することはあり得ません。お金は生物圏の衰退を生み出しました。(ショッピングモールには好都合でしたが)、政治はこの破壊的な行為を支えてきたのです。オバマ氏は、前任者達によってすでに確立された政策を遂行しているだけなので、彼は失敗しつつある制度と時代遅れの価値観を支援しようとすることに、ほとんどの時間を費やすことになるので、疑いもなく政治的に失敗するでしょう。古い政治のやり方への執着している限り、また完全に開発されたビジョナリー(幻視者)に進化しない限り、彼も結局塀をつくるレンガの一つになってしまうでしょう!! それはこういうことです。歴史的な物質主義という文明のタイタニック号に起こっていることは、今まさに沈みかけていて、宇宙にはそれを救う手立てはないのです。真実でないもの、人類の如才なさがもたらした人工的に形作られたものは、一掃される運命にあります。船が明らかに沈没しつつあるのに、エンジンを修理しようとしてもあまり意味がないでしょう。2009年は、この事実がすべての人々にとって、取り消せないほど明確になる年となります。 ドリームスペルでは、グレゴリオ暦2009年の最初の7ヶ月は、太陽銀河年でいう青い電気の嵐の年です。これは、すさまじい宇宙エネルギーが(触媒作用を起し)大きな変化を起こし、そのエネルギーは人間がコントロールできる範囲を超えています。そしてこのエネルギーこそが、実際に、自然界や人間の無意識層にハリケーンの力を及ぼして働きかけ、脆弱で人工的な制度とテクノロジーを吹き飛ばすのです。 2012年へ向けて急な下り道への分岐点としての2009年は、人類の社会制度の崩壊だけではなく、それは人類自身にとっても、次の段階に進化するのか、あるいは死ぬのかという、本質的な選択を迫られることを意味します。一方で、権力を掌握するエリートと奪われた人の両者の答えとして、戦争と軍事的衝突は引き続き起こるでしょう。でもこの混乱状況の中で、「地球生命」が、次のレベルに進化するために、宇宙エネルギーが準備をさせるために注がれるので、意識の目覚めが集合体で表れることになります。 従ってグレゴリオ暦2009年の最後の5ヶ月間は意味深いものとなります。皆既日食の4日後となる7月26日には、新しい太陽銀河年、KIN4黄色い自己存在の種の年が始まります。新しい世界を開花させる種が完全に植え付けられるでしょう。これは同時に新しい4年周期の始まり――それは私達を、2012年に、そしてそれを超えて導く周期です。(それまでの4年周期―種から嵐の年は、基本的にジョージ・W・ブッシュの第2期目として際立っていました)。7月18日―22日に、インドネシアのバリ島で召集されることになっている第1回ヌースフィア世界会議では、新しいサイクルのための土台が築かれるでしょう。 この会議は、いかなる古い秩序の社会制度に執着することなく、それによって損なわれてしまっていないレンズを通して、世界を展望する、初めてのイベントになります。そのかわりに、この展望は、――ヌースフィア――という私たちの進化の目的を、地球をまるごと宇宙的に認識する、というところまで解き放たれた意識によって、伝えられることになるでしょう。ヌースフィア――地球の精神的な層――、この地球の新たな地質学的段階を表す用語は、バイオスフィア(生物圏)が宇宙意識の状態へ変容することを意味しています。これは精神的で超自然的な飛躍であり、それと同時に、2012年というクライマックスを迎えるオメガポイント(最後の時点)によって起こされつつあり、2012年に続いて起きる、ある種の生物物理学的な地球の変化と一緒に起こるのです。ヌースフィアが予言することは、純粋になった人類を媒体として、意識を復活させることなのです。 「かれらは反省しないのか。 アッラーが天と地、そしてその間にある凡てのものを創造なされたのは、 唯終わりのときのため、また定めのときのためであることを。 だが人びとの多くは、その復活のときに、主との会見を否認する。」 コーラン第30章8節より IV. ヌースフィアの到来――唯一の真の変化 「この期間は、長年蓄積されたパワーにさらなるパワーが加わるとき、 驚くべき出来事が次から次へとおきるでしょう。 あなたの記憶にも、そしてあなたの能力にも、パワーが注がれます。 この偉大なるパワーを受け取ることを喜びなさい。」 『知識の書』(Mevlana,) p.729より グレゴリオ暦の2009年に、昔のSF映画の名作「地球が静止する日」(1949)のリメークが(キアヌ・リーブス主演で)上映されることは、意味のあることです。UFOの目撃が最初に多く集中した時期に制作されたこの映画は、ホワイトハウス前の芝生に宇宙船が着陸し、銀河のより高い知性が、人類に対し、地球を完全に破滅させる危険のある核兵器レースに突入することの愚かさを伝えようとする物語です。 そして60年を経て、新しいバージョンの「地球が静止する日」の上映は、絶妙なタイミングであり、さらに予言的なのです。地球上のすべてのエネルギーが停止するところで映画は終盤を迎えます――車は動かず、電気をはじめあらゆるエネルギーが使用不可能となります。技術者は成すすべも無く、トラックの中で立ち止まってしまう、「地球が静止した日」。このような展開になるのは、銀河の秩序という、より高度なパワーを持った知性的存在が、ただ人類にその子どもじみた自己破壊的なやり方を放棄するよう、説得するためなのです。 地球を静止させた不思議な力がどんなものであれ、このストーリーは高い知能をもった宇宙人が地球に着陸するシーンも映し出します。人類より遥かに優れた知性という点が最も注目されます。というのは、ヌースフィアの到来によってもたらされると預言されているのが、まさしくこの知性だからです。このような道徳と魂と知的な知性における変化が、銀河的な進化の必要性によってもたらされます。その銀河的な進化の必要性が、集合的な道徳的知性であり、魂の向上である惑星意識への戻ることのないクァンタムシフト(量子的転換・大変化)である――ヌースフィアの到来――をもたらす推進力なのです。 ヌースフィアへの転換――バイオスフィアの変化――それだけが、真の変化です。例えば、それが、テロを撲滅する唯一の方法なのです。なぜならば、今日のテロリストというのは、これまで進歩という神話やお金を崇拝してきた私達自身の一部を反映しているに過ぎないからです。お金そのものが無くなれば、その時、テロリストが存在する原因も消滅するということです。オサマ・ビン・ラディンでさえ、貨幣制度を守るために恐怖のオーラをつくりだすための、米連邦準備制度(FRB)、世界貿易機関(WTO)、国際通貨基金(IMF)が、生み出し、でっち上げた影の神話でしかないのです。 ヌースフィアの到来――集合的テレパシー意識への次元上昇――が、地球温暖化や根絶されるべき社会的不正の原因といったレベルの、人間社会を根底から覆す真の変化を生み出します。物質主義は機械の奴隷なのです。そして、機械は生き延びるために地球の資源を食い尽くすモレク(訳注:子どもを人身御供にして祭ったセム族の神)なのです。物質的進歩は、モラルやスピリチュアルの成長には有害なのです。機械を維持していくために、社会的不平等と地球規模の汚染を生みだしたのです。ヌースフィアの到来により、機械は、それがそうであるように、本質的な価値を持たない単なる人工的な物として見られるようになるでしょう。機械の親である、人間の心は、そのあらゆる次元において、探求され、宇宙的なものになるための新しい領域として理解されるでしょう。これを行なうのに機械は不要です。 ゴレゴリオ暦2009年は、大混乱、無秩序、そして社会的無政府状態の、最後から2番目の年となるでしょう。新しい世界とその価値が十分に明らかになり、そのことが、古い物質主義――過去と、精神的に進化したヌースフィア的な、はっきりと明確な未来との間に大きな隔たり(分岐)を生み出すでしょう。人類は選ぶことができるのです。物質主義という、欲深く、神経症的で破壊的なふるまい――また、そういった生き方を支えてきたすべての制度に忠実でいるという古い価値観にしがみつくのか。あるいはこれを、創造力、サイキックの探求、精神的浄化、そしてシンプルになった、自分で続けられるアヒンサー(非暴力)などのヌースフィア的価値に、力を与え、発展させ、サポートする重要な時だと気づくことを選ぶのか。「時はお金なり(Time is money)」の古い価値観か、それとも「時は芸術(Time is art)」という新しい価値観に向かうことを選ぶのか。 お金のあるところには不調和があり、芸術のあるところには調和があります。それほどシンプルなことなのです。地球は、芸術作品として変容することを待っているのです。 2009年――あなたが、本当の自分が誰なのかを思い出す年です。 #
by infinity-life
| 2009-01-13 09:49
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